LUCY AND WOOF OF LIFE AMUSING その2

2020年12月 記


ディライラ=ルーシー(SIGNベッドマンステージ背景の映画に出てくる女の子)と仮定した上での考察になります。SIGNベッドマンステージを見ながら、読んでみて下さい。


クマの人形=ディライラの力と結びつけると、自分の中で物凄くしっくり来ました。


映画の内容

最初、ディライラが力を授かったことを両親が喜び、ディライラ自身も満面の笑顔を浮かべていた。

けれど力が暴走を始め、ディライラから離れていく(ディライラを見つめるクマの人形の場面)。

その後、部屋が荒れ、爪を生やしたクマの人形が家の中を不気味に徘徊する映像になります。多分、家族に危害が及んでしまったのかも知れません。


次は場面が変わって、病院のシーンになります。
これはそのままの意味で、ディライラが病院に入れられる事になったのだと思います。

ただ、やはり医療では解決できない問題だったんでしょう。再び爪を生やしたクマの人形の手のアップになります。今度は廊下まで血まみれです。ディライラは力が抑えきれず、再び暴走して、多くの犠牲者を出してしまったのだと思います。

そのまま背景は変わらず、クマの手から少女の手に変化。手にはガラスの破片が握られています。おそらくディライラが制御できない力(クマ)に対抗できるようになったのだと思います。ただ、それはクマの人形がもたらした惨劇の結果の、ほんの僅かな破片に過ぎない。

直後、病院が炎上して映像は終わり、最初の場面へ戻ります。
Xrdのストーリーに照らし合わせると、ここでディライラが現世から隔絶されたのだと思います。


ベッドマン

それで、ディライラが力に飲まれている間に兄のベッドマンが何をしていたのか、というと大きなスクリーンの前に椅子が一脚だけありますよね。おそらく見ていることしか出来なかったんじゃないんでしょうか。


それを人に見せることについて。

ただ、こんな重要な情報を背景ステージに詰めるのか?と言う疑問は残ります。ギルティギアのストーリーで背景に重要なメッセージを残した例はほとんどありません。

推測が合っていたとして、なぜベッドマンが自分の過去を映画のように見せているのか?たぶん、自分の置かれていた境遇を誰かに理解してほしかったんだと思います。アクセルにも話してましたし。
はじめての友人と思ったのが、裏切られたアリエルスだったんです。それくらい他人と距離を置いて生きてきたのがベッドマンなんですね。




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