レベレーター家庭用 後半の感想

5/30に追加配信されたチャプター6以降の感想です。


アサシン

エピソードモードで各メンバーが大きな動きを見せただけに 4人それぞれの精神面は、もう少し詳しく綴られる物と思っていました。 「この戦いで手柄を立てる事がアサシンの為にもなる」と 協力して戦う姿には確かに心が踊りましたが・・・。


正式な手順を踏まずに国境を超えてきたツェップ、本来日陰者であるはずのアサシン、 法令違反のジョニーの船、など数々の想定外の助力が 慈悲無き啓示との戦いに大きく貢献したのは紛れも無い事実です。 だからアサシンの存在も必要悪と認めて欲しい。 今回の勝利も正道だけでは成し得なかったのだから・・・。 そんなふうなストーリーになっていくんでしょうか。

イリュリアでの決戦やスタッフロールなどで アサシンはザトー、ミリアさん、スレイヤーの三人になっていましたね。 ヴェノムはもうアサシン組織とは違う道を歩む事になるんでしょうか。少し寂しいです。


ロボカイの使い道が対ベッドマンだけでした。ヴェノムにケジメを取らす必要がいまいち分からないです。 アサシンの手柄としたいのであれば、あの時スレイヤーにトドメを刺すまでやらせておけば良かったのに・・・。 スレイヤーのリターンマッチと、前首領ヴェノムによるリベンジは別物なんでしょうか。 終戦管理局が生み出したロボカイを表舞台に出す事は、 アサシンの暗部を認めさせるというヴェノムの目的にも含まれているのでしょうか。

構成員の服がかなりヴェノムに近いですよね。 ヴェノムと違って頭巾では完全に前が見えないけど、大丈夫なのだろうか。 透けてるのかな。黒く塗られているダンディズムマークの所で少し穴が開いてたり。 あれ実はヴェノムの崇拝者によるコスプレでは?と変な妄想が膨らみました。 武器は二つに折りたためそうだし、これもキューみたいですね。 逆にヴェノムの装束がアサシンの構成員をリスペクトした可能性もあるのかな。 形から入るということをヴェノムは好みそうなんですよね。

テラマキナシステム・・・ヴェノムの命の炎や、武力の才が形となったものかな。 メガンテみたいな技だと思いました。優しい暗殺者の異名を取るヴェノムから 優しい部分を抜いたら、あそこまでの破壊力を引き出せるのかな。

人の夢を笑うなとベッドマンに説教するロボカイ、良かったです。 みかん畑はドラマCDネタですよね。ドラマCDと言えば、マイニングの項目が大きく更新されていました。 ドラマCD聞くと、どうしても私欲に走ったとしか思えないのですが、 すでに国の実権を握っていたも同然なので、他に目的があったと言われると納得するしかないと言うか。 正直スッキリしません。


ミリアさん

今回アクションシーン増えて嬉しかった。屋根の上から飛び降りたり、 サッと走り抜けて髪で切りつけたり・・・。かわいい。本当にかわいいです。 「あの医者の道を開け!」と部下に命令するシーン。 ミリアさんのこういう言い回しの台詞を、あまり聞いた事なかったので新鮮でした。

そしてファランクスに苦戦しながらも、三人で固まって会話をするシーン。 個人的に待ちに待った、アサシン間の心を説く会話です・・・ が、任務の時にスレイヤーが同行していたと言う設定の矛盾と、 ヘアバンド姿のミリアさんが、シルエット姿とは言え眩しすぎて 内容が全く頭に入ってきませんでした。 旧作のコスチュームがアレンジコスチュームとして配信されたりしたら、 その可愛さに発狂してしまうと思います。

スレイヤーって引退して隠居してたんですよね。 引退後に接点を持ったのは、ドラマCDの事件だけじゃなかったんですね。 ここがもう、自分の抱いていたアサシン像と違うので、違和感ありました (そもそも、あのドラマCD自体も矛盾の塊なので)。


後日、あの時の会話を再度視聴。 「遠くにある届かない物よりも、身近にある、あって当たり前の物にこそ価値がある」と言うことなのかな。 あれ、ザトーの失った心が戻るフラグなのかな~と期待してます。 ちょっと分からないのが、「明日と言う言葉の意味が変わる」と言う台詞ですね。 また見なおして自分なりの答えを見つけたいと思います。

再び追記:この戦いの勝利がアサシンにとって有益になるだろうと言う予感。勿論、単純に部下を鼓舞する意味も含まれる。 それと他ならぬ彼女がそう望む(未来を変えると言う決意、変えたいと願う)言葉なのかなと思いました。

ベッドマン

慈悲なき啓示に裏切られ、涙を流すシーンはストーリーモードの中では一番心を動かされました。 殺してきた者達の復活が叶わなくなったと知った時の悲しみ、 彼もまた人殺しの罪を背負っていくことになった瞬間ですよね。 今後のアサシンとの絡みを期待せずにいられません。

救いたい命を前にして悪になることを決意したベッドマンと そうなりきれなかったアクセルと言う対比も凄く良かったです。 前作の魔法犬を殺してラムレザルを諭すシーンといい、ベッドマン関係のストーリーは本当に期待以上でした。

悪行の原動力が妹を救いたい優しさであるという こういう悲しい悪役は、何度も言いますが本当に大好きです。

慈悲無き啓示

ダークナイトのジョーカーを彷彿とさせるメイク。イノとは違った趣向の狂気キャラですね。 正体を表わせと迫るレオと、今までで一番いい提案だぞと開き直る啓示のやり取りはクスっとしました。

第一の男が創りだしたロボットのような物・・・と言う設定が。 つまり第一の男の管理不行き届きではないですか。 第一の男は前作でアクセルにコードを託していましたが、 あの男に干渉(味方)するというのなら、もっと大きな力となってあげればいいのにと思います。 あるいは人類を試そうとしていたのかも知れませんね。 そうでなければ慈悲無き啓示を野放しにはしなかったと思います。

啓示は裏で糸引くだけのキャラと思いきや、ソル・シン・カイの三人を相手にしても 引けをとらない武闘派でした。プレイアブル化も在り得るんでしょうか?

正体はアリア+αだと言う予想は大外れでした。まあアリアが復活するとは思ってなかったので・・・。 個人的にはソルにアリアをもう一度破壊させて、心を痛めて欲しいと言う願望もありました(こういう切ない要素が好き)。

イリュリア

シンが思ったより落ち込まなかったのは、やはりラムレザルが笑顔で去っていったからかなと思います。 ラムレザルの復活は、想定内でしたが、どうやって復活したのかは謎のまま。 レイヴンの不死の細胞を分け与えたとか?肉体の一部はイリュリアで回収したらしいけど そのほとんどは、あの大きな爆発の中でレイヴンが秘密裏に回収してたとかかな。 絶対死なないレイヴンだからこそ可能な荒業です。

理想主義のカイにとって、現実的で冷静なダレルの存在は貴重なのではと思います。 レオのように自分の言うことを聞かなくなった仲間は採決を強行して排除してしまえば楽なんですが、 カイはあくまで自分の思いや人の思いは曲げないんですね。 この三人のバランス、いいですね。 ダレルは反感を買いそうな役回りを自らに課してたりするのも面白そうかな

それから、とうとう公式で突っ込んでしまった、カイとソルが義理の親子だと言う事実。 お互い絶叫する様は笑いました。これからは、お義父さんと呼ぶ日も来る? カイは無理でも、ディズィーにはそう呼んでソルを困らせて欲しいですね。 アリアがこの輪の中にどう入っていくのか、楽しみです。

ソルはアリアをずっと思い続けてきて、ようやく再会できたので 二人きりで静かな場所に落ち着いて暮らして欲しいかなと思うんですが、 もうこれまでに色んな人達から「お前は孤独じゃない、お前も人間だ」と諭されて来てますので ヴァレンタイン姉妹と一緒にキスク家に合流していくのかなぁと思います。


絶対絶命の窮地でまさかアクセルが来るとは思いませんでした。 前にも言いましたが、彼の最後はめぐみと再会する事だとずっと思ってましたので、 自分からその可能性を閉ざしてしまうとは・・・。本当に彼はいい男だなと思います。 あとで一杯奢らせろー!と叫ぶソルもまた良かったですね。

ジャック・オー

ジャック・オーの髪の毛の裏側が赤いというのは今にして思えば アリアの半身であるという伏線かな。まだ髪の毛の裏側くらいしかアリアではなく あくまでジャック・オーが本体。精神的にも。 基本カラーが白というのは、まだ何色にも染まってないことを暗示してると勝手に考察。

アリア復活の人身御供となったジャック・オー、それでいいのかジャック・オー。 自分の生まれてきた意味、存在価値など全部受け止めてアリアと化した訳ですが・・・ ジャック・オーに肩入れしてしまった人が心を痛めてたりすると美味しいと思ってます。 レイヴンとか。レイジャですよ。

アリアの中にジャック・オーの魂も根付いていて、たまに幼稚になるアリアとか可愛くて良いなと思います。 アリア本人にはジャック・オーの記憶があってもなくても良いです。周りがギョッとしてたら面白い。

コロニー&ジェリーフィッシュ&ツェップ

あの男が仕方なくギアを作っていた事が明らかとなりましたが Xの特典アニメや姐さんのプロフィールにある 「ギアの大軍を統率するあの男」を片腕・片目を失いながらも目撃したという、 姐さんの復讐の根幹が大きく揺らいでしまったようで、非常に残念に思いました。

XX当時、あの男はギアを故意に創りだして人間の進化を促していると思っていました。 そのために色んな街を襲撃して、人間に危機感を植え付けていたのかなと。 そもそも日本壊滅の真相が、ジャスティスの極大ガンマレイとジャパニーズのギア化でした。 そうなると、幼少期の姐さんが見たあの男と言うのは 実はギア化したジャパニーズを助けようとしていたのでしょうか。 全ての真相を知った時に姐さんはあの男にどう詰め寄るのか。続編に期待です。

ファランクス戦で、急に飛んできた手裏剣は闇慈が放った物だと思ってたので、 ここでアンサーが出てきたのはちょっと意外でした。 闇慈の出番が結局なかったということは、奇病がひどくて臥せってるのかな・・・。 闘いが終わった後に飄々と現れるのも闇慈らしくていいかな。 姐さんが出て闇慈が出ないのは寂しかったです。

今回のチップは本当に大活躍、ガブリエルまで動かしたし大統領になるのは時間の問題でしょうか。 アンサーとのコンビは相性バッチリだと思うので、今後もうまく補佐して欲しいです。

ポチョムキンは今回も出番が少なかったですが、 エピソードモードで自分の迷いが晴れた時点で、彼自身の物語は終わったのでしょうか。 ディズィーもカイと再会できて、あとは人類とギアの共存を実現させていくだけ (それも今回のパラダイムの大活躍で早期に叶いそうな気配)ですから、あんなに出番が少なかったのかなと思います。

今後について

登場人物ごとの目的を見つめなおすと、メイちゃんの目的はジョニーと結婚する事ですが、 ここは公式で明確な答えが出るか微妙なところだと思います。 だから、メイの一撃を食らった時のジョニーの台詞などで すでにメイがジョニーを尻に敷いてるかのような文章を増やしてきたのかなとも思います。 今は匂わせるだけに留めて、無理して答えを出さなくても良いと・・・。

自分はやっぱりミリアさんの口から、ザトーの事を今はどう感じているのかとか、 組織を今後どうしたいのか(どこまで変えたいのか)とか聞きたいのですが、 それも明らかにするのは野暮な気がしないでもないです・・・。 一番知りたい部分でもあるので、ここに答えが提示されないまま 最終作のスタッフロールを迎えてしまったら、多分ガッカリすると思います。


あの男

・・・で、あの男とソルですが、スクライドをやりたいのかなぁと思いました。 ソル軍とあの男軍に分かれて、ド派手な戦いをやるのかな。 そうしたら、これまで参加出来なかったプレイアブルキャラにも 出番を割り当てられますし・・・。

あの軍には闇慈が居て、ソル軍に姐さんが居たら 「姐さんがそっちにいるんなら、じゃあ俺も」とあっさり裏切る闇慈とか・・・。 あの軍にザトーが居るので、じゃあ私はこっちにとソル軍に参加するミリアさん。 それを見たザトーがあっさり裏切る・・・とか。 まあ、紅白運動会みたいな感じで、二軍に分かれて戦うと言うネタは有り得ないと思いますが、二次創作的には面白そうだと思います。



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